1.基礎代謝量のはかり方 2.自分の基礎代謝量を知る方法 a.計器で調べる方法 b.簡便計算法 ○『性・年齢階層別基礎代謝基準値と基礎代謝量の表 ○ ハリス・ベネディクト方程式 |
1.基礎代謝量のはかり方
人が生きていくうえで、必要な最低限のカロリー量を示すのが基礎代謝量ですが、ダイエットを考えている人は、まずは自分の基礎代謝量を知っておくことが大切です。
基礎代謝量以下のダイエットをすると、エネルギーが不足します。エネルギーが不足すると、体が省エネモードになり、その結果基礎代謝が低くなってやせにくい体になってしまうのです。
無理な食事制限によるダイエットは、逆効果になるわけですね。
自分の基礎代謝がいくつなのかをしっかり把握して基礎代謝量以下のダイエットにならないようにしましょう。
2.自分の基礎代謝量を知る方法
[a.計器で調べる方法]
最近では、基礎代謝量を計ることができる体脂肪計なども販売されているので、そうしたものを使えば確実で簡単に知ることができますね。
[b.簡便計算法]
体脂肪計などのようなものがなくても、厚生労働省が発表している、『性・年齢階層別基礎代謝基準値と基礎代謝量(平均値) 』という表もあります。
この表に自分の年齢を当てはめて考えて計算する方法で簡単です。1才の幼児から計ることができます。
成人(18才以上)を対象としている『ハリス・ベネディクト方程式 』という、基礎代謝を知るための計算式もあります。
これは、欧米でよく使われている計算式で、日本人よりも骨格が大きい欧米人向けに作られているので、先ほどの『性・年齢階層別基礎代謝基準値と基礎代謝量(平均値) 』の値と比較すると、この方程式で出した値の方が高い数値になります。
ですが、基礎代謝量を知っておく上ではそれほど違いはないので、ダイエットをする時には値の低い方で考えると良いかもしれません。
『ハリス・ベネディクト方程式 』の計算方法は以下のようになります。
女性の方・・・
BMR = 655 + Wt * 9.6 + Ht * 1.8 − Age * 4.7
ただし、Wt:体重kg Ht:身長cm Age:年齢
男性の方・・・
BMR = 66.5 + Wt * 13.8 + Ht * 5.0 − Age * 6.8
計算してみたらいかがですか!